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    清原和博

    「球界の番長」と呼ばれたプロ野球史上屈指の強打者。

    1983年、PL学園高校に入学。
    1年生から4番に座り、高校通算64本塁打を記録。
    桑田と共に甲子園に5季連続で出場し、歴代1位となる甲子園通算13本塁打を記録した。

    1985年、ドラフトで6球団から1位指名を受け、交渉権を獲得した西武に入団。

    1986年、高卒新人の歴代最高記録となる本塁打31、打率.304、打点78を記録。
    新人王に選出。

    1990年、シーズンオフの契約更改で当時史上最年少となる23歳で1億円プレイヤーとなった。

    「西武黄金時代」(1986-1994)を4番として支え、8度のリーグ優勝、6度の日本一に貢献した。

    1996年、FA宣言し、読売ジャイアンツに移籍。

    1998年、プロ入りから13年連続20本塁打の日本記録を達成。

    2004年、2000本安打を達成。

    2005年、史上8人目の通算500本塁打を達成。
    度重なるケガと、チーム内での軋轢などで、シーズン中に戦力外通告を受ける。
    シーズン終了後、オリックス・バファローズに入団。

    2006年、史上8人目の通算1500打点、史上12人目の4000塁打を達成。
    プロ野球歴代単独1位となる通算サヨナラ本塁打(12本)、通算サヨナラ安打(20本)を記録。
    21年連続2桁本塁打を達成。

    2007年、左ひざを痛め、手術を行う。プロ入り以来初めての一軍試合出場なし。

    2008年、現役引退。

    現役引退後は、野球解説者やタレントとして活躍している。


    田中幸雄

    強打の遊撃手として知られたミスターファイターズ。

    1983年、都城高等学校に進学。
    1年秋から2番・遊撃手のレギュラーに定着。

    1984年、春・夏の甲子園に出場したが、ともにKKコンビ率いるPL学園に敗れる。

    1985年、ドラフトで日本ハムファイターズに3位指名され、入団。

    1987年、レギュラーに定着。

    1988年、オールスターゲームにファン投票1位で選出。
    ベストナインとゴールデングラブ賞を獲得。

    1993年、外野手に転向。

    1995年、遊撃手に再コンバート。
    パ・リーグ新記録となる339守備機会連続無失策を達成。
    最多打点、ベストナイン、ゴールデングラブ賞を獲得。

    2000年、シドニーオリンピック野球日本代表に選出。

    2002年、三塁手にコンバート。

    2005年、通算1000打点達成。

    2007年、史上35人目の通算2000本安打を達成。
    今シーズン限りで現役引退。

    2009年から、日本ハムファイターズの打撃コーチを務めている。


    大島公一

    プロとしてはかなり小柄な身長167cmであったが、俊足と堅守で活躍したスイッチヒッター。

    高校時代は、2年春に選抜大会に出場。

    高校卒業後、法政大学に進学。
    2年の冬、右打ちからスイッチヒッターに転向。

    1990年、社会人野球の日本生命に入社。

    1992年、バルセロナ五輪代表に選出され、銅メダル獲得に貢献。
    ドラフトで大阪近鉄バファローズから5位指名を受け、入団。

    1995年、シーズンオフにトレードでオリックス・ブルーウェーブに移籍。

    1996年、チームのリーグ制覇、日本一に貢献。
    ベストナインとゴールデングラブ賞を獲得。

    1997年、ゴールデングラブ賞を受賞。

    2000年、ゴールデングラブ賞を受賞。

    2004年、選手分配ドラフトで東北楽天ゴールデンイーグルスに移籍。
    今シーズン限りで現役引退。

    現役引退後は、オリックス・バファローズのコーチを務めている。


    西山秀二

    シュアな打撃が持ち味の捕手。

    中学時代は桑田真澄とバッテリーを組んだ。

    1985年、ドラフトで4位指名を受け、南海ホークスに入団

    1987年、シーズン途中にトレードで広島東洋カープに移籍。

    1993年、正捕手に定着。

    1994年、ベストナイン、ゴールデングラブ賞を受賞。

    1996年、ベストナイン、ゴールデングラブ賞を受賞。

    2004年、シーズン終了後にコーチ就任の打診を受けるも現役続行を希望。
    自由契約となり、読売ジャイアンツに移籍。

    2005年、現役引退。

    現役引退後は、巨人のコーチを務めた。


    高信二

    1985年、ドラフト2位で指名を受け、広島東洋カープに入団。

    守備の名手として知られ、内野ならどこでも守れる守備固めとして活躍した。

    1998年、現役引退。

    現役引退後は、広島カープのコーチを務めている。


    松山秀明

    高校時代は、PL学園高校で主将を務め、KKコンビとともに甲子園に伝説を残した。

    高校卒業後、青山学院大学に進学。

    1989年、ドラフト5位で指名を受け、オリックス・ブレーブスに入団。

    1998年、現役引退。

    現役引退後は、数球団のコーチを務めており、その手腕は高く評価されている。


    河田雄祐

    好守で活躍した外野手。

    高校時代は、帝京高校で3年春の甲子園に出場し、準優勝。

    1985年、ドラフト3位で指名を受け、広島東洋カープに入団。

    1995年、シーズンオフにトレードで西武に移籍。

    2002年、現役引退。

    現役引退後は、西武のコーチを務めている。


    その他の主な野手

    ・樋口一紀  小柄ながら俊足として知られた。

    ・川端一彰  いぶし銀の打撃と成功率の高いバントで活躍した。



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